1: やるっきゃ希志あいのφ ★ 2014/02/26(水) 15:19:53.00 ID:???
ソースはギガジン
http://gigazine.net/news/20140226-rolls-royce-drone-ship/
[1/2]
Amazonが倉庫の従業員をロボットと置き換えたり、無人機を飛ばして配送する計画を明かしたり
していますが、高級車や航空機用ジェットエンジンのメーカーであるロールス・ロイス社は
さらにもっとスケールアップした計画として、海上を航行する無人の「ドローン輸送船」の開発を
進めていることが明らかとなりました。
Rolls-Royce Drone Ships Challenge $375 Billion Industry: Freight - Bloomberg
http://www.bloomberg.com/news/2014-02-25/rolls-royce-drone-ships-challenge-375-billion-industry-freight.html
ノルウェーにあるロールス・ロイス社の「ブルー・オーシャン」プロジェクトの開発チームの
オフィスには、360度ビューを再現したシミュレーターのプロトタイプが設置され、
海上を航行する船舶から送られた映像やデータなどの表示がシミュレートされています。
同社の構想では、将来は陸上に設置された「バーチャル艦橋」から何百隻という輸送船を
集中制御するということが想定されており、未来のブリッジは以下のようになるようです。
Rolls-Royce presents the future of tug bridge controls - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=27uCL90s20o
FedExやDHLなどに代表される航空貨物輸送が拡大している中においても、船舶による海上輸送は
世界の輸送量の90%を占めており、同社は3750億ドル(約38兆円)とも言われる海上輸送の
市場において、安全で安く、環境汚染も少ない輸送方法としてドローン輸送船の開発を進めている、
ということになります。
同社のオスカー・ラベンダー副社長は
「技術的側面から見れば、すでに実現可能なレベルです。ここ10年の間にバルト海のような海域で
運用が開始されることになると思いますが、規制のハードル、業界と組合からの反対意見が
あるために世界規模での展開には時間がかかるでしょう。あとは海運業界がゴーサインを出せば、
いつでも実行に移ることができます」と述べています。
ドローン船には、乗組員が住む居住スペースやそれに付随する電力、空調、水回りなどの設備が
不要になり、搭載できる貨物の量を増やすことが可能。船体重量は5%程度カットでき、
運行にかかる燃料コストも12%から15%節約できるとしています。
この動きに対し、当然のように各方面からは反対や疑問の声があがっています。
世界最大の船主団体である国際海運会議所のスポークスマンであるサイモン・ベネット氏は
「現行の法律の多くでは、船舶の運航の際の最小人員数を定める規定が存在しており、無人輸送船は、
これに照らし合わせると違法ということになります」とコメント。
国連の専門機関の一つである国際海事機関(IMO)のスポークスマンは「船舶が登録されている国が、
その海域内で船舶を管理し、国際法を遵守させる責任がある」としています。IMOの規則は
戦闘用の船舶と漁船を除いて国際的に運航され、重量が500総トンを越える船舶に適用されると
規定されています。
-続きます-
http://gigazine.net/news/20140226-rolls-royce-drone-ship/
[1/2]
Amazonが倉庫の従業員をロボットと置き換えたり、無人機を飛ばして配送する計画を明かしたり
していますが、高級車や航空機用ジェットエンジンのメーカーであるロールス・ロイス社は
さらにもっとスケールアップした計画として、海上を航行する無人の「ドローン輸送船」の開発を
進めていることが明らかとなりました。
Rolls-Royce Drone Ships Challenge $375 Billion Industry: Freight - Bloomberg
http://www.bloomberg.com/news/2014-02-25/rolls-royce-drone-ships-challenge-375-billion-industry-freight.html
ノルウェーにあるロールス・ロイス社の「ブルー・オーシャン」プロジェクトの開発チームの
オフィスには、360度ビューを再現したシミュレーターのプロトタイプが設置され、
海上を航行する船舶から送られた映像やデータなどの表示がシミュレートされています。
同社の構想では、将来は陸上に設置された「バーチャル艦橋」から何百隻という輸送船を
集中制御するということが想定されており、未来のブリッジは以下のようになるようです。
Rolls-Royce presents the future of tug bridge controls - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=27uCL90s20o
FedExやDHLなどに代表される航空貨物輸送が拡大している中においても、船舶による海上輸送は
世界の輸送量の90%を占めており、同社は3750億ドル(約38兆円)とも言われる海上輸送の
市場において、安全で安く、環境汚染も少ない輸送方法としてドローン輸送船の開発を進めている、
ということになります。
同社のオスカー・ラベンダー副社長は
「技術的側面から見れば、すでに実現可能なレベルです。ここ10年の間にバルト海のような海域で
運用が開始されることになると思いますが、規制のハードル、業界と組合からの反対意見が
あるために世界規模での展開には時間がかかるでしょう。あとは海運業界がゴーサインを出せば、
いつでも実行に移ることができます」と述べています。
ドローン船には、乗組員が住む居住スペースやそれに付随する電力、空調、水回りなどの設備が
不要になり、搭載できる貨物の量を増やすことが可能。船体重量は5%程度カットでき、
運行にかかる燃料コストも12%から15%節約できるとしています。
この動きに対し、当然のように各方面からは反対や疑問の声があがっています。
世界最大の船主団体である国際海運会議所のスポークスマンであるサイモン・ベネット氏は
「現行の法律の多くでは、船舶の運航の際の最小人員数を定める規定が存在しており、無人輸送船は、
これに照らし合わせると違法ということになります」とコメント。
国連の専門機関の一つである国際海事機関(IMO)のスポークスマンは「船舶が登録されている国が、
その海域内で船舶を管理し、国際法を遵守させる責任がある」としています。IMOの規則は
戦闘用の船舶と漁船を除いて国際的に運航され、重量が500総トンを越える船舶に適用されると
規定されています。
-続きます-
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